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については、ビット1に1が設定され、当該情報フレームのシーケンス番号がビット6〜8に設定されたオクテットをSREJの情報フィールド内に包含させるものとする。Fビットが0に設定される場合もあるが、SREJフレームは常に、N(r)-1までのINFOフレームの確認を行うものとする。(N(r)は制御フィールドの値。)

 

注.AVLCは、標準的ISO4335のSREJ機能を選択的にフレームを確認できるよう機能拡張したものである。ISO4335では、フレームの再送信を要求する情報フィールドのビット位置1は、デフォルト0に設定されている。

 

3.3.10.3 FRMRフレーム
DLEがイリーガル・フレーム(ISO4335の定義による)を受信した場合、そのリンクをリセットする(例えば、リンク状態変数、タイマ及びキュー)ためにFRMR(P=1)を送信するものとする。UA(F=1)を受信あるいは送信したDLEは、リンクをリセットするものとする(XIDの交換は不要。)。DLEは、FRMR/UA交換の際には、通常のT1及びN2手順を使用するものとする。またFRMRを送信したDLEは、T4タイマの超過あるいはUA(F・1)以外のフレーム受信した場合に、FRMRを再送信するものとする。不正なFRMRを受信したDLEは、そのフレームを廃棄するかあるいはそれを有効なFRMRとして扱うものとする。

 

3.3.10.4 UAフレーム
UAフレームは、FRMRを確認するためにのみ使用されるものとする。

 

3.3.10.5 UIフレーム
UIフレームは、一斉同報サービスを提供するために必要なコネクションレス型データ転送をサポートするためにのみ使用されるものとする。

 

3.3.10.6 TESTフレーム

 

注:AVLCでは、局が通常のフレーム処理から分離したロジックを使用して、ループバック・テストを実行できるようにするため、TESTコマンド/レスポンスの交換が含まれている。

 

 

 

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